オーストラリアは南オーストラリア州 Adelaide Hills(アデレードヒルズ)のワイナリー Barratt Wines の Piccadilly Valley ”The Ambrose” Merlot 2011年です。
通常、メルローは温暖な気候で栽培されことが多く、風味は果実味主体で、酸は低〜中くらい、ソフトな舌触り、アルコール度数が高くフルボディの赤ワインが多いというものです。また単一よりもブレンドに用いられることが多い。しかし、このメルローは、高いアルコール度数(15%)を持ちつつも、高い酸度、豊富な赤果実、酸とタンニンを背景としたしっかりした骨格が特徴が出ています。とても素敵なバランス、エレガントなメルローだと言えます。
Barratt Wines の メルローは2011年が最後のヴィンテージで実はもう作ってません。先日、セラードアを訪れた際にオーナーの Lindsay さんに伺った際に、「畑を売ってのでもうメルローは作ってないんだ」と聞いて、非常に残念に思いました。
アデレードヒルズのワイナリー ”Barratt Wines” のセラードアを訪問しました!
オーストラリアは南オーストラリア州 Adelaide Hills(アデレードヒルズ) にセラードアのあるワイナリー Ba...
もしかしたら、一般的な酸度が低めの甘めのメルローを期待した人には売れなったのかな?と思いますが、自分はこのメルローのビックファンと言って良い。と言うことで市内の取扱ワインショップを数件周り、やっとのことで3本ほど入手したうちの1本です。
2011年ヴィンテージですが、齢を重ねても酸度は高めを保ちつつ、風味が柔らかくなり続ける感じがとてもナイスでエレガントです。うーーん、本当に惜しいワインだと思うんです。どこかで見かけたら、ぜひ購入してみてほしい一本です。
Country | Australia |
State | SA |
Region | Adelaide Hills |
Alcohol | 15% |
Closure | Screw Cap |
コメント