オーストラリアは南オーストラリア州 McLaren Vale(マクラーレンベール) で良質のワインを作る生産者 Samuel’s Gorge のセラードアを訪問しました。
Samuel’s Gorge への行き方
Samuel’s Gorge のある McLaren Vale(マクラーレンベール)までは、アデレード市内から車で50分ほど。
Samuel’s Gorge のセラードアとワインのテイスティング
セラードアはお洒落、スタッフはとれもフレンドリーですが、ひっきりなしに訪問者がくるので、少し忙しい印象です。Samuel’s Gorge と言えば、日本ではカルトワインとして認知度があるようですが、現地では普通に酒屋さんでも購入できます。
ワインメーカーのジャスティン氏は Victoria州(ビクトリア) の Yarra Valley(ヤラバレー)でいくつかのワイナリーで働いた後、McLaren Vale(マクラーレンベール) の「Tatachilla Vineyard」で チーフワインメーカーで経験を摘みます。 2003年に自身のワイナリー「Samuel’s Gorge(サミュエルズゴージュ)」を設立し、現在に至ります。
McLaren Vale(マクラーレンベール)の 地質と 地中海性気候が、Grenache(グルナッシュ)に適していると見抜いた人の一人でしょう。 Grenache(グルナッシュ)と Shiraz(シラーズ)といったフランスのローヌ品種を中心にしっかりとした表現力ゆたかなワインを生産しています。
テイスティングは基本、40ドルレンジであれば 無料です。
セラードアでの体験が素晴らしいものか? は、当日のスタッフも質にもよるでしょう。
また、ワインのテイスティングも、自らカウンターで出向き飲みたい品種を伝え、注いてもらう、セルフサービス的なものでした。
この点、賛否がありそうですが、セラードア体験の一つにスタッフとの会話・知識も大事な要素の一つとして捉えると、訪問時はたくさんの訪問者がいたことに起因しているとは思いますが、スタッフのホスピタリティは残念なものでした。
ただ、ワイン自体、特に Grenache (グルナッシュ)は素晴らしいものです。40ドルのレンジのボトルでも、同価格帯のワインから考えると良いものだと言えるので、一度は試してもらう価値はあると思います。
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