南オーストラリア州(South Australia)のBarossa Valley(バロッサ・バレー)は、オーストラリアのワイン史の中で最も古い産地のひとつであり、同時に世界屈指の良質なワインの産地です。 1842年にヨーロッパからの移民によって開拓されたBarossa Valley(バロッサ・バレー)には、約150ヶ所のワイナリーとワインセラーがあります。
その中で、一般の観光客に公開されているワインセラーは約半分ほどですが、残りの大多数も予約すれば歓迎してくれるところも多くあり、ワイナリーの敷地やワイン醸造施設を案内するツアーを行っています。
バロッサ・バレーでは暖かな気候に適したShiraz(シラーズ)が多く作られています。谷底は温暖、丘陵地は冷涼、な気候と日照時間は長く降雨量は比較的に少ないのが特徴です。歴史の古いBarossa Valley(バロッサ・バレー)の栽培品種は、大きく分けるとShiraz(シラーズ)のフルボティの赤が圧倒的に生産量が多いです。Barossa Valley(バロッサ・バレー)のShiraz(シラーズ)は、黒果実の風味、ソフトなタンニンとなめらかで濃厚なまろやかさが特徴です。またBarossa Valley(バロッサ・バレー)は フィロキセアを逃れた産地の一つ、100年を越す古樹も現存しており、長期熟成にも耐えられるPremium Shiraz(プレミアム・シラーズ)最高級クラスのワインがつくられます。
その他、Cabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)、Grenache(グルナッシュ)、Mataro(マタロー)、Riesling(リースリング)、Chardonnay(シャルドネ)などが栽培されています。
特にShira(シラーズ)とCabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)のブレンド、G.S.M(グルナッシュ、シラーズ、マタロー)のブレンドも多くみられます。