バロッサバレーのワイナリー”Torbreck”のセラードアを訪問しました!

ワイナリー/セラードア巡り

オーストラリアは南オーストラリア州 Barossa Valley(バロッサ・バレー) のプレミアム・ワイナリーの Torbreck(トルブレック) のセラードアを訪問してきました。
Torbreck(トルブレック)といえば、オーストラリア、バロッサ・ バレーの伝説の醸造家、デヴィッド・パウエル氏が設立したワイナリーです。

Torbreck への行き方

Torbreck(トルブレック)のあるBarossa Valley(バロッサ・バレー) までは、アデレード市内中心地からは、車で約1時間ちょっとほどです。2014年に1度訪問していますが、2017年にセラードアが改装されたので、今回の訪問となります。

Torbreckのセラードアとワインのテイスティング

Torbreck(トルブレック)を代表するワインと言えば「Run Rig(ラン・リグ)」が1番有名かと思います。
同ワイナリーのフラッグシップで、全てのヴィンテージでパーカーポイント(PP)95点以上を獲得しているラン・リグには、南オーストラリアのバロッサ・バレーで栽培される古樹の熟した果実が使用され、ロワール地方のワインに感じる繊細さとエレガントさを兼ね備えていると言われています。

デイヴィッド・パウエル氏は、すべて独学でワインづくりを学んだそうです。そして南オーストラリアのプレミアムワインメーカーのRockford(ロックフォード)で働いていた1992年に、ほとんど枯れかけている古樹が植えられた古い畑を見つけ、その手入れを始めます。その結果、Shiraz(シラーズ)の古樹を生き返らせ、高品質のぶどうを収穫することに成功、その畑での共同栽培を始めることで、バロッサ・バレーの最良の畑からぶどうを入手できるようになったのが、Torbreck設立のきっかけとなります。

デイヴィット・パウエル氏は、オーストラリアで古樹の素晴しさに着目した最初の人物と言っても過言ではなく、Barossa Valley(バロッサ・バレー)のマラナンガ地区にて大昔に枯れてしまった古樹を生き返らせてきました。ゆえ、Torbreck(トルブレック)で使用するブドウの中には、樹齢150年を超えるものも少なくないそうです。

2013年、デヴィッド・パウエル氏は Torbreck(トルブレック)を去りますが、同氏が去った後もTorbreck(トルブレック)は、素晴らしいワインを生み出しています(現在、デヴィッド・パウエル氏は息子と Powell & Son と言うワイナリーを手がけています)

セラードアは改築前の古めかしい一軒家の中でのテイスティングも悪くなかった(自分の以前のスタイルの方が好み)ですが、2017年に改装されとてもモダンになっています。清潔で綺麗。セラードア店内からはウッドデッキに出て、天気の良い日であれば、Barossa Valley(バロッサバレー)のブドウ畑の眺めも格別です。

テイスティングは無料です(ラン・リグなどのフラッグシップは除く)

残念ながら Run Rigなどのフラッグシップはテイスティングできませんが、若いブドウ樹も収量制限をかけて収量を抑えているため、質の高いぶどうが育ち、その結果、高品質のワインがつくられていますので、ローレンジ、低価格帯のシリーズでも充分にTorbreck(トルブレック)のワインを感じることができると思います。

Barossa Valley(バロッサバレー)に訪問するなら、必ず訪れるリストに入れておいてほしいところです。

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